こんにちは!お久しぶりです。
突然ですが、ここはペナン島の旅ブログですが、諸事情あってアトピーでお悩みの方の参考になるようなメニューとレシピも時々公開していこうと思います。
更新していなかった間に、息子のステロイド副作用の看病をしておりました。
その間にアトピー性皮膚炎に対する知識を深めて行き、その対処に奔走していました。
そこで培った情報がアトピーで苦しむ方の手助けになればと、体に安全でアトピーに有効なメニューをアップしようと思い立ったわけです。
多分、ここへいらっしゃるほとんどの方にはあまり関係ないと思いますが、ごめんなさい。
近いうちにまた、ペナン島と台南のローカル情報を仕入れましたので、しばしお待ち頂ければとっても嬉しいです。
Contents
恐怖の脱ステロイド
実は息子20歳がアトピー性皮膚炎に突然なってしまい、ステロイドの副作用から始まって完全な脱ステロイドを決行し、ひどい目にあっていました。
ステロイドに中毒作用があるとはわかってましたが、やめると以前より数段悪化するという繰り返し。
顔はパンパンに腫れ上がり、浸出液は流れ続け、血がうっすらとにじみ、火がついたような痛みに耐えきれず深夜に救急搬送されるというまさに地獄でした。
本人の強い意志ではじめたことでしたが「明日死んでたらごめん」と泣きながら漏らすようになった息子のために、一般的に使う皮膚科の処方する薬剤は使わず、ステロイド反対派の内科医の元で病状を監視しつつ、分子栄養学の管理栄養士の指導に沿ったメニューを少しづつ紹介していこうと思います。
抗生物質やホルモン剤不使用の鶏肉で調理
一般に売られているお鶏肉類は、狭いところに並べられて運動もさせてもらえず、異常な速さで成長をさせられている、いわゆる「若鶏」「ブロイラー」と言われているものです。
そのためストレスなどから病気にかかりやすく、感染しないようにするため抗生物質の入った餌を食べ、たくさん出荷するために不自然な成長をさせるホルモン剤も摂取させられます。
これらの肉類を食べれば人体にももちろん影響を受けます。
化学物質や薬品、農薬など全ての不自然なのものは肝臓と副腎に負担をかけアレルギーの元になるそうです。
それらを外に出したいという生理作用がアトピーやガン、うつ病などになるということらしいです。
なので、そんな薬漬けの肉類をまずは食べないようにしなければなりません。
とは言っても一般のお店で安全な食肉を扱うようなところはまずなくて、探すのはとても大変だと思います。
それでも、探さないわけには行きません。
その結果、我が家の場合、近所に自然で安全な食べ物を扱うお店があったので、そこの鶏肉を愛用していますのでご紹介します。
秋川牧園の鶏肉
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今回は胸肉を使いますのでこちらを買ってきました。
秋川牧園さんのお肉はなぜ安全か。
えさへのこだわり
秋川牧園で生産する畜産物の安心・安全面の確立において、最も重視していることは飼料の安全性です。あまり知られていないことですが、飼料の残留する農薬を通して、卵やお肉などの畜産物に農薬や有害化学物質が残留するリスクがあります。
秋川牧園では、この問題に1972年の創業以来取り組み、残留農薬安心の畜産物の確立、全植物性飼料の開発、ポストハーベスト無農薬・遺伝子組み換えしないnon-GMO飼料原料の使用など、様々な成果を実現してきました。飼い方へのこだわり
飼い方の面では、一般に見られるコスト競争のための暗い畜舎への詰め込み飼育と抗生物質や抗菌剤の多用、そして耐性菌の出現という形とは全く異なる考え方をとっています。
秋川牧園では日光と自然の光の入る開放鶏舎を採用し、飼育密度を落とした薄飼いにより、動物自体の健康を基本としています。そして、一般では不可能とされた若鶏における全期間無投薬飼育を、世界の先駆的な開発者としていち早く実現することができました。
ここのお肉は化学的なもの、薬品を使っていないせいか臭みもなく身も柔らかいため何を作ってもすごく美味しいです。
少々高いですが、安くて薬漬けのお肉を食べることを考えれば、健康な体を買うつもりで買う、そんな選択肢もあるのではと思います。
では本題のメニューはこちら。
チキンの米粉揚げ
秋川牧園さんの鶏胸肉
日本酒か白ワイン
(料理酒は添加物が入っているのでダメ、白ワインは亜硝酸塩無添加で国産のぶどうを使っているもの)
醤油
(無添加、国産の材料)
米粉
(無漂白、無添加)
オリーブ油
(酸化しないよう濃い色のガラスビンに入ったもの。プラスチック製は偽物です。)
⒈鶏肉は酒と醤油につけておきます。30分もつけておけば大丈夫です。
⒉鉄のフライパンにオリーブオイルを多めに熱します。テフロン加工の鍋類は使わないこと。
⒊弱火にしてから、米粉を薄くまぶした1の鶏肉を入れて蓋をする。上になった方の鶏肉の色が変わってきたら裏返す。蓋をして完全に火を通す。
わかめと玉ねぎのレモン和え
わかめ(ケイ素が有効)
玉ねぎ(中医学では清白ではない白い野菜などが肌に良いとされている)
レモン(国産の防カビ剤など不使用のもの必須)
⒈わかめは生の場合は食べやすい大きさに切り、乾燥物は戻しておく。
⒉玉ねぎは薄切りにして、辛味が嫌いな場合は一度熱湯で湯がく。
⒊レモンの皮のおろしたものと、レモン汁、絞った後のレモンはみじん切りにして和える。
さばのサラダ
さばの3枚おろし(生さばがいい。塩鯖や干物は精製塩なので不可) 3枚
天日塩
レモンの皮のおろしたもの
オリーブ油
酢
玉ねぎとにんにくをおろしたもの 小さじ3くらい
セロリのみじん切り
⒈さばは天日塩をまぶして、魚焼き網でよく焼いたら骨を除いて細かくほぐす。
⒉材料を全部混ぜる。酢はお好みで加減する。塩はさばにまぶしてある塩分で充分なので、できれば足さないこと。
調理の際の注意
野菜は無農薬であることが一番ですが、全部手に入れられるわけではありません。
ボールに重曹小さじ1くらいを溶かした水でよく洗い、30〜1分くらい浸した後、水ですすいで使っています。
調味料などは要注意です。醤油は国産大豆で余計な添加物の入っていないものにしています。
例えばこういう感じの丸大豆醤油ですね。
白ワインも酸化防止剤(亜硝酸塩)無添加で有機ぶどうで作ったアルプス 契約農場の有機ワイン [ 白ワイン 甘口 日本 720ml ]のようなものを選んでいます。
オリーブオイルもほとんどが偽物ということらしいでびっくりです。
偽物は。。。
透明な容器(酸化しても構わないという製造者側の理屈)
プラスチックボトル(ボトルの成分が溶け出しています)
これで見分けるのが早いそうです。
プラス、一番搾りと書いてあるもの、植物油脂と書いてないものなどなど。
まとめ
今回は急遽アトピーのお話にしましたが、数日後はまたペナン島情報に戻ります。
台湾は仕事で台南へも行きましたので、その情報も少しアップして行きたいと思います。
ゆるゆる更新ですが、これからもお付き合いいただければとても嬉しいです。