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イスラム美術館にはモダンなデザイン雑貨がたくさん
ガイドブックではあまり取り上げられないお土産を買えるところの一つが、クアラルンプールにあるイスラム美術館のミュージアムショップです。
旅行に行ったらそこでしか買えないもの、その土地らしいものを欲しくなるものです。
そんな気持ちを100％叶えてくれるのがまさにここです。
各国の伝統工芸などは日本のエスニックなお店に売っていたりしますが、デザイン性の高い雑貨はそうそう見られるものではないのでは、と思っています。
それでは、いくつかご紹介していきましょう。
イスラム美術の模様がデザインされた華奢かわいいサンダル
イスラム模様サンダル
イスラム模様を施した生地のサンダルは、靴底が厚めでビーチサンダルのようにすごく軽いんです。
見た目も華奢な作りでとっても女性的だし、女子の足をさらに美しく見せてくれます。
でも、華奢だったりするとキツそうだし、気になる履きごごちはどうなの？と思いますよね。
ところが、足に馴染む、歩きやすい、痛くないといいことづくめ。
たぶん、靴底の硬めのスポンジ素材がいいクッションになっているのでしょう。
マレーシアといえば、マラッカのビーズサンダルが有名です。
しかし、履き心地を考えるとコッチが勝ちます！
旅行に行くと昼間歩き尽くして疲れた足に、これまた追い討ちをかけるホテルの床がタイルだったりすると、いじめか！と思うこともよくあります。
そんな時にこのサンダルがあれば足元楽チン、むくみも気にならなーい時間が過ごせそうです。
もちろん外で履いても大丈夫なので、軽いしいくつか買っておいてもいいと思います。
お値段も確か数百円くらいでした。
モスクの壁面のような美しい食器類
イスラム模様カップ
ボーンチャイナのように軽くて丈夫な食器類を私は一押しします。
これは小ぶりなごはん茶碗くらいの大きさで、カフェオレやミルクティーを飲むのにもいいし、アイスクリームを入れたり、私はいつもこれにご飯を入れて食べています。
モスクに使われるようなデザインのタイルに一目惚れ
とっても素敵すぎて一目惚れのタイル、一枚80RM(2400円くらい)でした。
これだけはレリーフになっていて少々お高めですが、他のものは模様を焼き付けたものなのでもう少し安くて60RM台くらいです。
私はタイルとして使っているのではなく、鍋敷きにして使っています。
いつもテーブルの真ん中を陣取っておしゃれ感満載で不動の存在です。
他には立てかけてオブジェにしたりしても素敵だし、使い方は色々できそうです。
しかしこれ、20cm角なので重くて割れそうだし、帰りの飛行機が困ってしまいますが諦めきれずに買ってきた１枚です。
他にもたくさんいろいろ
文具類も充実していて、メモ帳、ノート、クリップ、マグネット、ダイアリーは重厚な装丁のものなどもあります。
コースターやキーホルダー、傘やエコバック、Tシャツやスカーフなどもイスラム模様が施されていてどれも欲しくなるようなものばかり。
イスラム美術に関しての書籍も図書館と思うほどの充実ぶりで、近くに住んでいたら毎日通いたくなるほど、私のお気に入りの場所です。
ミュージアム・ショップはこちらから少し見ることができます。
お値段は200円くらいから数千円くらいまで幅広く取り揃えていますので、見るだけでも楽しいお店になっています。
美術館のほうはと言うと、こんな素敵なところでもあります
まずは、入って見ましょう。
館内はクーラーが効いていて、美術館らしくとても静か、そんなに人もいなくて一休みをするのにもぴったりなイスラム美術館。
中はとにかく、白、白、白、ホワイトォ〜。
白の上に美しい白の装飾が、自分の内なる心をつい見つめてしまいそうな空気となり包み込まれます。
展示品は、絵画はもちろん、イスラム模様と呼ばれる精巧な幾何学的な模様に彩られたテキスタイルや建築物、書物を中心に、コーランを美しく装飾したカリグラフィー、書物は絵画と等しい芸術品のおびただしい数に圧倒されます。
また、デザイナー魂を刺激するイスラム模様の描き方が、数ステップに分けて詳しく図解、展示されています。
ここは穴が開いてしまうほど私は見てしまい、さらには写真OKというイスラムの心の広さを感じずにはいられない瞬間でした。
また、併設のアラビア料理店は、白を基調とした内装に、これまた心を洗われてしまいそうな雰囲気さえ漂い、ランチとともに楽しむのもとても素敵な時間が過ごせると思います。
アクセスは？
そんな、イスラム美術館へはクアラルンプール駅下車がとっても近いです。
美術館はバードパークなどがある自然公園に隣接しているところにあります。
Islamic Art Museum Malaysia
ただ、タイミングで注意したいのは金曜日の午後。
美術館の手前、右側にナショナルモスクがあります。
金曜日はムスリムにとってとても重要なお祈りの日です。
ムスリムの男性たちは金曜の午後になると、お祈りのため夕方まで仕事の手を休めてモスクに出かけてしまうほどです。
このモスクは8000人収容可能と大変大きく、駅前からモスクまで路駐されたムスリムのバイクもたくさん並んでいます。
ということは、お祈りが終わると一斉にムスリムが帰ってくるということになります。
私はそのタイミングでこのモスクの横を通ってしまい、ムスリムの洪水にあうことになり。。。逆流して美術館を目指すのは正直困難でした。
そばにいた、西洋人のバックパッカー・カップルとともに壁側に一時退避して、難を逃れるというある意味「遭難」を街のど真ん中で経験したことになります。
それ以外でしたら、お役所街のようなのでとっても静かな街ですし、道路にバイクも氾濫していませんので安心して行けます。
まとめ
ハイクオリティでデザインセンスのあるお土産を探すならダントツこの美術館だと思います。
周りの自然公園を散策するのもいいし、ナショナルモスクの見学もできるので、ここだけで1日プラプラするなんていうのもアリですね。