なんと言おうか、ここは私のペナン島ダントツのカフェです。
しかし、好き嫌いがはっきり分かれるであろうこのカフェ、あえて紹介してしまいましょう。
では、美味しそうな写真から。
隠れ家的なカフェ
チョウラスタマーケットの向かい側あたりの道を西へと入っていくと突き当たるのですが、そこにこのMoody Cow Dessert Cafeはひっそりと、本当にひっそりと身を隠すようにあります。
このように路駐と植木で覆い隠されたところを入っていくと
可愛いモーモーちゃんがお出迎えです。
カジュアルなカフェじゃ〜んと思わせておきながら、ガラス越しに見える猫足の調度品。
なんとなく不釣り合いな雰囲気がすでに漂いますが気にせず入ってみましょう。
見よ!この肝っ玉なケーキ
わー美味しそうなケーキたち〜と思うよりも前に
で、でかい。。。
写真ではよくわかりませんが、リンゴよりも背が高いのです。
おねだんもよく見てみましょう。
RM40、44、49???
単純計算するために30円をかけてみる。
1200円?1500円?ホールじゃなくてピースです、ピース。
日本でもこんなお値段に出会うことはあまりない、かな!
いやいやいや、こんなに高いのだから、きっとすごく美味しいに決まっている、美味しくなかったら怒り飛ばすお値段です。
さあ、ここで注文をしてからお席に通してもらいます。
どれも高いし、頭がクラクラするのを抑えつつ、せっかくだから食べていく決心をしましょう。
しかしながら、RM40って、ローカルの食事、飲み物付きで5回は食べられます。
お席はゴージャスな美術館?
私は抹茶のケーキとお紅茶をオーダー。
これまた不釣り合いなヒップホップな店員さんに連れられて、奥の席へ案内していただきます。
と、ついていきながらふと見ると、嫌いな人もいると思うので写真は載せません。
トカゲ飼ってます!なんかハムスターみたいのもいます!
飲食店でこれって。。。なんかやることなすとこ好き勝手放題な雰囲気。
自由でうらやましい。
やりますね、入店してからずっと負け通しな気分になります。
勝てる気がしません。
そして通されたところは。。。
アカデミックなオペラの流れる、これまたゴージャスで重厚な内装。
どうしちゃったんでしょうと思いながら、なぜかすごくくつろげる空間です。
でもなんか怖いです。
ほぼ真っ暗で、この間接照明しかありませんからドラキュラとか霊がいても不思議ではない空間。
なにか写ってたらやだなと思いながらパシャり。
待てよ、でもなんかこれ大好きかも。
では内装をゆっくりご覧ください。
他にお客さんがいないので正直怖いです。
一人で行くとダメかもな人きっといます。
広くはないところにこの調度品なので、嫌いな人には圧迫感ぎゅうぎゅうな空間ですが、怖いのになぜだか本当にくつろげてずっといたい気分になる不思議なカフェです。
取り憑かれたのでしょうか。
そして、気になる私のオーダーはこちら。
嬉しい無添加
標高15cmはある品のないぐちゃっとカットされたおケーキ。
カップよりも背が高い。。。
暗くてよく撮れなくて残念ですが、これ、黒いところ以外はチーズケーキベースです。
この量で濃厚なつくりのチーズケーキです。
しかも、このお店の自慢は添加物なし。
ということは純粋なクリームチーズと生クリームの塊、なん箱分でしょうか。
カロリー怖いです。
ドラキュラよりも怖いです。
砂糖中毒患者の私も食べきれず残してしまいました。
そのくらいヘヴィーです。
しかし甘さはさほどではないのでそこが救い。
これはどう見てもシェアサイズですので、1人で1個オーダーは絶対やめましょう。
そして、お紅茶は見えますか?フチから垂れている糸。
マレーシア名物BOH TEAのティーバックです。
ケーキに心血注いでしまい、紅茶は楽しています。
でもBOH TEAはティーバックでもリーフティーに劣らないクオリティなので良しとしましょう。
アクセス
まとめ
いろんな意味で勇気のいるお店です。
しかし、こんなにくつろげる店あまりないかもしれません。
カフェって落ち着かなくてあんまり好きではない空間ですが、暗いせいか他のお客さんがいたとしても気にならなくてとっても居心地がいいのです。
ジョージタウンへ行ったら勇気をふりしぼって訪ねてみてくださいね。