マレーシア旅行で見つけた伝統菓子ニョニャクエ 青い大理石Pulut Tai Tai

ちょっと塩っぽいもち米にアンチャンで青く色付けしたもち米と、白いままのもち米をさっと混ぜ合わせて蒸した、青い大理石のようなお菓子など。

これまマレーシアの代表的なニョニャクエのひとつ。

pulut taitai

cooked by cincau

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Pulut tai taiとは

蒸したもち米Plutを押し固めるので、その名がついたようです。

上にのっている味噌のようなものは、カヤジャムというココナッツミルクと卵で作る濃厚なカスタードジャムのようなものです。

カヤジャムの有名な食べ方は、カヤトーストです。

薄くスライスしたカリカリに焼いたトーストにカヤジャムをのせて、中国醤油をたらした温泉卵をつけていただくのがマレーシア近郊での食べ方です。

Pulut Tai Taiは、その濃厚なカヤジャムと塩っぽいもち米がベストマッチングでとても美味しいのです。

カヤジャムを作るには、この状態になるまで辛抱強くかき混ぜて30〜40分かかりますが、頑張る甲斐がある美味しさです。

カンタンに作れるPulut Tai Tai

レシピ動画のように、実はとっても簡単です。

もち米を蒸して、固めるだけなのです。

青い色はアンチエイジング効果あり

バタフライピー

とっても綺麗な青紫色の正体はアンチャン(英名:バタフライピー)という植物の花びらです。

Pulut Tai Taiの命と言っていいほど美しい色合いの持ち主です。

これはブルーベリーと同じアントシアニンが豊富に含まれています。

植物の中ではダントツの含有量と安定性があります。

この花に含まれるのは、血栓溶解をする成分があり、脳血管障害、高脂血症、心疾患に伝統医学では用いられるようです。

また、抗酸化作用があるのでアンチエイジングにも役立ち、体を冷やす作用があるので、タイではお茶として飲むことができます。

まとめ

美味しく食べて、体にも嬉しいお菓子があるなんて、女子にとっては最高ですよね。

東南アジアや東アジアは中華文化の影響が強いせいか、お菓子やお茶など普段の生活に、中医学が実にうまく溶け込んでいます。

そんな体にいい食生活習慣をペナン島で身につけてお土産にするというのもいいですね。

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