ペナン島ジョージタウン 漢方茶で美と健康を手にいれる① 立寶堂

ペナン島と言わず、南国は暑いです。

日本のように息苦しい暑さはないにしても、1日中歩くと足はむくむし、さすがにヘトヘトになりますよね。

そこで、オススメしたいのがミネラルウォーターではなく漢方茶です。

お水だけではミネラルも塩分もないので汗になって出るだけですから、デトックスにはいいけれど、体内に保水はもっと必要です。

と言っても薬としての漢方ではない、飲料としての漢方茶があるんです。

漢方薬

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ハーブティ的な漢方茶

日本でも漢方茶として、シナモン、菊の花、クコの実、よもぎなどわりとあっさりと飲みやすいものでブレンドしているお店も見かけます。

しかし、そこは中華文化圏です。

ちゃんとしっかりした漢方薬テイストでありながら、氷砂糖の甘みをプラスした濃厚な味。

飲めばわかりますが、喉を潤し汗もひく、体温を下げる効果のあるものなど、甘いのに口に残らないのです。

スポーツ飲料のような人工甘味料ではないので、本当に体にすっと染み渡るのがわかります。

ミネラルウォーターは気づくとお腹タプタプになってしまいますがそんなことがないので、飲んだ後もスッキリです。 体調にあったものを選んで摂取するということは、理にかなっているということなんですね。

香港や台湾など中華文化を受け継いでいる地域には、必ずと言って漢方薬に関連したお茶、飲料、スイーツがあります。 全て、薬効があり普段の食生活から体にいいもの摂取するという医食同源が身についていると言えます。

漢方茶

このように、ボトルに入って冷やしてあるので飲みやすく持ち歩けるのも嬉しいです。

飲んでしまった後で恐縮ですが、左が立寶堂、お店オリジナルブレンドの立寶茶。

これが一番、薬っぽいよとのことだったので、迷わずチョイス。

漢方薬独自の香りと味、というか甘みと酸味が舌の奥で感じすっと体に馴染みます。

初心者には苦味、甘み、酸味と不思議な味だと思いますが、漢方の煎じ薬を飲み慣れていると、ジュースのように飲みやすいです。

洛神花茶

右はつまりハイビスカスティーですね。

と言ってもハイビスカスティーは、ハイビスカスを使ってはいないのをご存知ですか?

ローゼルというハーブのお茶が正解です。

こちらは日本でもよくあるのでご存知の酸味がある味ですが、ずっと濃厚です。

主な成分として、

 美肌効果のあるビタミンC、

 疲労回復に効果のあるクエン酸 などが入っています。

南国の暑さで疲れたからだと、日に当たってダメージのある肌、こんなに体にしみる飲み物はきっと他にはないのではないでしょうか。

ちなみに、含有量が違うのかもしれませんが、例えば明香泰餅家の漢方茶は誰でも飲みやすくできているので、お好みで、行くお店を分けるといいでしょう。

立寶堂

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お店の名は立寶堂 怀念 70 Li bao Tang

 ジョージタウンでも人気のアルメニアン通りに位置するこのお店は、その数メートル先にも系列店があります。

どちらもラインナップは同じで漢方茶と亀ゼリー(亀苓膏)です。

クアラルンプールでは香港発の恭和堂という亀ゼリーのお店が有名で、あちこちにあるので見かけたことがあるかもしれませんね。

亀の甲羅から抽出したエキスで作る。。。えっと思う材料ですが、これが疲れた体や、体調が悪い時に食すとバッチリですよ。

立寶堂

香港明星迷なら絶対に行って欲しい

最後に、店内に入ったらすぐ目に入るこの壁画。

香港迷

夜通し遊んで香港の朝焼けに迷い子、ではありませんよ。

香港明星迷は香港の映画俳優ファンという意味です。

このお店名からお気付きの方がいらっしゃるかと思いますが、オーナーが70年代の映画ファンなんでしょうかねー

 

こんなところで古き良き香港に出会うとは思いませんでした。

でも、店員の女の子はすっごく若くて、有名だよね〜な程度で同時代で観ていないせいか、日本の20代女子が天知茂や長谷川先生にピンとこないのと同じような雰囲気でした。

まとめ

漢方茶、日本ではほとんど馴染みがありませんが、中華文化圏では当たり前のように生活の一部となっています。

南方系の中国人のお肌が綺麗なのはこのせいなのかもしれません。

好き嫌いはあると思いますが、見かけたらちょっと試してみませんか?

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